何がなんでも守るのだ!あんの病気その1

あんの病気

去年の2月頃から、あんの調子がおかしくなった。元気なんだけど、アレルギーが急に酷くなり、しょっちゅう吐く様に。半長毛さんなので、ブラッシングは毎日する様に、獣医さんから言われた。アレルギーもあって、体中舐めまくるので、吐くのは毛玉なのだと思っていたのだ。
しか〜し、それだけでは終わらず、今度は下痢をする様に・・・。こりゃ大変だと、お腹のエコーをする事に。

あんの病気

エコーの結果、膵臓が腫れていて、腸も膵臓の影響を受けて、炎症を起こしていると言う結果に。吐くのは膵臓のせいだったのだ。お薬で改善を試みるも、下痢が治らず、さすがの獣医さんも、大学病院に行く事をすすめてきた。
エコーでは限界があるので、内視鏡検査が必要になるかもと言われ、全身麻酔って大丈夫なのか、心配になる。とにかく病名がはっきりしないと、治療も出来ない訳で、やらなきゃならない検査なのだと、自分に言い聞かせる。
紹介されたのは、武蔵境にある大学病院。むっちゃ遠いけれど、たまが鼻血を出した時に、一度診てもらった事があるので、予約して行く事に。あん4.5キロを背負って、通勤ラッシュの中えっこらえっこら・・・。

当日は絶食でと言われたけれど、初診で内視鏡検査はしないと言われていたので、ちょっとした検査だと思って待っていた。チョ〜混んでいたので、10時30分に予約したのに、呼ばれたのは12時30分・・・。待つだけで疲れてしまった。
診察室でいきなり、今日は空いてるので、内視鏡検査をします!と言われ、心の準備が出来ていなかったので、泣きそうになった。(空いてるならもっと早く呼べや!と、心の声)いつも混んでいるので、運がいい的な感じだったけど。
あんを預けて、待つ事5時間。全身麻酔にも耐え、あんは予想外に元気だった。ホッ。沢山水分を補給して、慎重に慎重に丁寧にやってくれたらしい。さすが大学病院。映像も見せてもらって、丁寧な説明だった。

診断結果は「リンパ球形質細胞性十二指腸炎」自己免疫性疾患だと言われる。「プレドニン」を処方され、一生飲み続ける事になると言われた。
リンパ腫じゃなかったのが救いだったけれど、ステロイドを飲み続けるって・・・。アレルギーもあるあん。ステロイドでアレルギーが軽減されるんじゃないかと、良い面もあるんだと言い聞かせつつ、プレドニン大量投与が初まった。つづく・・・。