最初に真菌を見逃されてしまったのは、あんにはアレルギーがあったからなのだ。大学病院の先生を恨んだけれど、それは仕方のない事だったのかもしれない。
アレルギーはとても大変で、痒くて痒くて、かきむしってしまうほど。特に目と耳がひどくて、目が開かなくなってしまう事も。目薬をさしたり、ヒスタミンのお薬を飲んだり、出来る事は対処療法だけ・・・。体も舐めてしまうので、毛玉をよく吐いていた。今回の膵臓の炎症にも、吐くのは毛玉の影響だろうと、発見が遅れてしまった・・・。あんごめんね。
大学病院の先生が、真菌が体から落ちるのを防ぐ事と、体を舐めまくる事を防ぐ為に、洋服を着せるのがいいと、アドバイスしてくれた。さっそく良さげな服を探してみると、「術後服」なるものを見つけた。
これは手術をした猫ちゃんが、傷口を舐めてしまわない様に着せる服。カラーだと色々問題があるので、これならあんも、問題なく着てくれるかも。アレルギー専用の服もあったけれど、袖があって慣れるまでにレベルが高そう。まず、着やすそうな「術後服」から初めてみよう。
着せるのはとっても簡単、おしっこもウンチも大丈夫!
最初は着せるのに、ちょっととまどったけれど、慣れてしまえばチョー簡単!お尻周りもちゃんと開いているので、これなら大丈夫かも。カラーよりも、負担が少なそう??
心配していたおしっこもバッチリ!ウンチもしっかり、洋服にも付かないし、やりにくそうな感じも無し!買って良かった。
サイズが心配だったけれど、4.8キロのあんは、「CL」でぴったり。大きいかなと思ったけれど、小さいよりも大きい方が、サイズを調節出来るので、大きい方を買って正解!
サイズを調整する事もなく、替えの術後服も購入する事に。最初は手洗いしていたけれど、負担が大きかったので(毎日の消毒とお掃除で、疲労が溜まってしまったので・・・)洗濯ネットに入れて、毎日ガシガシ洗濯機で洗濯。
少しのびたかな?と、思ったけれど、全く問題無し!さすが日本製、丈夫に出来ているのだ
慣れてしまって、もう着ていないのと同じ様なあんの寝姿。かわゆす。
お尻まわりも、こんな感じ。
でっかいマジックテープが、ちょっと気になるけれど、少し伸縮性があって、動きやすそう。でも出ている手足は舐めまくり・・・。これに慣れたら、今度はアレルギー用の「皮膚保護服」に挑戦してみよう。
まだまだ真菌との戦いは続くのであった・・・。